プライバシーマークとは、自社が預かっている個人情報を外部に漏らしたり、改ざんしたりすることができない仕組みを、JISQ15001と言う規格に照らして、構築されていることを、認定された第三者機関によって、証明された企業に対しそのマークを表示できるという制度です。 この第三者が認証するということは、非常に重要で、それは公的な機関がきちんと仕組み通りに管理できているということを証明してくれるので、『当社は安全です』と自己宣言しているのとは訳が違います。
「プライバシーマーク」を表示している企業は個人情報の取り扱いに対して適切な保護を実施していると言うことを世間に広くアピールできます。また同時に、 JISQ15001はマネジメントの規格なので、経営の仕組みづくりのツールとして利用できます。社員の責任や権限をはっきりさせ、業務の改善に役立てたり、無駄なコストを削減したりすることに役立てることができます。仕組みとは運用のルールを作ることなので、決めたこと、決められたことは必ず実行するという意識が育ち、会社のレベルは確実にあがります。そのためには規格をよく理解していただく必要があります。